煮物などには欠かせない調味料・料理酒。
- なぜアルコールを飛ばすの?
- アルコールを飛ばす料理は何?
- アルコールを飛ばす方法が知りたい!
こんなお悩みを記事にしました。
結論として、料理酒のアルコールを飛ばす理由はアルコール臭さを消すためと、加熱しない料理に使うためです。
料理酒を火にかけたり、電子レンジを使用することでアルコールを飛ばすことができます。
料理酒のアルコールについて気になっている方はぜひご覧ください!
料理酒のアルコールを飛ばす理由
そもそもなぜ料理酒のアルコールを飛ばすのでしょうか?
理由は主に2つあります。
- アルコール臭さを取り除くため
- 加熱しない料理に使うため
①アルコール臭さを取り除くため
料理酒はお肉の臭みを取ったり、風味を良くする効果があります。
ですがアルコールが残っていると、逆にアルコール臭さがついてしまうんですね。
アルコールを飛ばすことで、お酒の成分と臭み取りの効果だけを残すことができるんです。
②加熱しない料理に使うため
料理酒のアルコールは自然には飛びません。
そのため、加熱しない料理に料理酒を使うとアルコールが残ってしまいます。
アルコールが残ることを防ぐために、料理酒のアルコールを飛ばしてから使用するんですね。
アルコールを飛ばす料理とは?
すべての料理でアルコールを飛ばす工程が必要かというと、そうではありません。
煮物などは不要
煮物などは火にかけた状態で料理酒を入れるので、調理中にアルコールが飛んでいます。
なのでわざわざアルコールを飛ばす作業をする必要はありません。
酢の物などはアルコールを飛ばす
酢の物や和え物など加熱しないものに料理酒を使う場合は、アルコールを飛ばす必要があります。
料理酒のアルコールを飛ばす方法2つ
料理酒のアルコールを飛ばす方法を2つご紹介します。
どちらも簡単なのですぐに実践できますよ。
①火にかける
料理酒のアルコールを飛ばす方法1つ目は、料理酒を小鍋などに入れて煮詰める方法です。
- 強火にかけてから、料理酒がフツフツしてきたところで弱火にする
- 40秒ほど加熱する
アルコールは沸点が低く、火にかけるとすぐにアルコールが飛びますよ。
②電子レンジを使う
料理酒のアルコールを飛ばす方法2つ目は、電子レンジを使って飛ばす方法です。
- 耐熱容器に料理酒を入れる
- 600wで1分加熱する
電子レンジだと、料理酒大さじ1・2杯で1分加熱になります。
まとめ
料理酒のアルコールについてご紹介しました。
- アルコールを飛ばす理由は、アルコール臭さをなくすため
- 煮物など加熱する料理はアルコールを飛ばす必要はない
- 酢の物など加熱しない料理はアルコールを飛ばす
- 火にかけたり、電子レンジを使用してアルコールを飛ばす
私は、レシピサイトで「アルコールを飛ばす」と初めて見たときは戸惑ってしまいました。
ですが、料理酒のアルコールの飛ばし方を覚えておけば、副菜などいろんな料理に料理酒が活用できますよね。
そうすると料理の幅がグッと広がりますし、覚えておいて損はないですね!
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